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◆丸沼の大きな魚たち

丸沼の環湖荘が綴っている釣り情報ブログの「丸沼釣り日記」は2010年8月以来続いてきていて、

そのリンクの「年間大物賞」の記録は2003年まで遡って閲覧できる。

近況の情報を発信している釣り場は多くあるが、これほど過去までの情報を公開しているのは

少なく、興味のある人には貴重な情報だ。



年間大物賞に登録された魚(ニジマス、ブラウントラウト、イワナ、サクラマス)、釣れた時期、年代、

釣り方の間にどんな傾向があるか興味があったので、ブログ管理者の了解を得た上で

それらの情報をデータ化(見える化)してみた。

もちろん大物賞に登録された以上の大物が釣れていることもあるが、これだけの多くの

情報をマクロに見たときの傾向は実態に沿ったものとなる。




【ニジマスの部】

時期(ニジマス) 001

サイズ(ニジマス) 001

丸沼で主に釣れる魚。 そのほとんどは成魚放流されたものだが、数年の間湖で育った

ヒレピンの大型も釣れる。


① よく釣れる時期は大量に放流する解禁直後から6月上旬あたりと産卵で岸に近づく時期及び
   大会の放流が重なる10月末から大物賞登録期限の11月10日までの間に集中している。

② おもしろいのはサイズを年代別にみた下側のグラフだが、腺を引いたように2012年以降
  サイズがドンと大きくなっている。 ちょうど釣り大会を始めて1年後の2012年からだ。 
  それまでと異なり解禁時、大会時とイベント毎に多くの大型ニジマスを放流し始めたという
  ことをこのグラフが如実に示している。

③ 当然のことだが、大会直後(大型魚の放流直後)に釣れるチャンスが高い。

④ 9月には過去一度も大物賞はあがっていない。 
  この時期、ニジマスの大物賞を狙って釣りにきてはいけない(笑)。

⑤ 釣り方の間には70cm以下では特に優劣はないようだが、70cmオーバーになると
   エサ釣りの釣果が少ない。 のべ竿の人もいるので、ヒットしても糸切れしてしまうためか、
   それとも場所のせいか?

    




【ブラウントラウトの部】

時期(ブラウン) 001

サイズ(ブラウン) 001

時々成魚放流されてきているが、ニジマスのように大会用に毎回は大量放流はされていない。

2012年8月31日(金)の定期放流時に40cm前後のブラウントラウトが大量に放流され、

その後9月いっぱいあたりまで放流されたブラウンが爆釣していたという記憶がある。


① 時期的には活性が上がる5月を中心に、岸際に寄りつく11月となるが、水温が
  上がる6月以降も大型がポツポツとあがるのがブラウンの特徴。

② 年代別にサイズ分布をみると2011年、2012年あたりまで徐々にサイズが大きくなり
  そこをピークに2013年以降サイズが一気に小さくなっている。
  これは想像だが、2005年前後に一度大量放流された成魚が成長し、2012年頃に
  サイズがピークとなり、寿命によって大型の個体数が一気に減少したということ
  かもしれない。 定期的な放流を止めるとその後次第に大きいサイズが釣れるようになり、
  喜んでいるとパタリと何も釣れなくなるということはあちこちの湖でよくある話だ。
  しかし、サイズが小さくなった2013年以降、徐々にサイズが大きくなってきているような
  傾向にも見れる。 ここ数年ブラウンはあまり釣れなくなってきていて、その個体数も
  少ないと思われるが、ブラウンの寿命は産卵しなければ7、8年といわれており、2012年の放流
  の一部が育ってきているとしたら、今年以降も大型化が進み、再び65~70cmクラスが出る
  ようになるかも。
  
③ 15年間でフライのみが3回大物賞のエントリーがない。 もちろんエントリーがなかった
  だけで、そこそこは釣れていたのだろうが、丸沼のデカブラウンにはルアーやエサが
  一歩先んじているかな?






【イワナの部】

時期(イワナ) 001

サイズ(イワナ) 001

イワナは定期放流されていない。

丸沼で自然繁殖するイワナもいるが、そんなわけで個体数は少ない。

オショロコマもいる。 オショロコマは大物賞では「イワナ部門」に含まれる。

一般にオショロコマの生息地は北海道に限ると書物では言われている。 

自然繁殖ということではそうだろうが、

丸沼でも養殖の稚魚の放流がされて大きいオショロがまれに釣れている。

(2007年頃には2万匹のオショロの稚魚を放流した、とある)
 
イワナが自然繁殖するのだから、オショロも育つ可能性は確かにあるかも。

2011年はオショロが多く釣れ出した年で9月、10月に50cmオーバーが3匹、計6匹もオショロが

あがっている。 ヒレピンである(写真)ことなどから放流直後のものではないように思われる。

また、2011年11月12日の第2回釣り大会では、

一位: オショロ53cm 二位: オショロ50cm  三位: オショロ48cm  

五位: オショロ47cmとオショロが上位を独占している。

もっともオショロ以上のサイズのニジマスはあまり放流されていなかった、

ということかもしれないが。

それにしても2007年頃の稚魚大量放流の結果が出た、ということか。


① 年代別によく釣れた時期をみると、2012年以降釣れる時期がそれまで解禁直後だったのが
  8月以降に大きくずれてきている。 不思議に感じる。
  ニジマスの放流サイズも2012年以降ドンと大きくなっているのでそれとの関係か?
  いずれにせよここ数年、水温がすごく高いにもかかわらず、ベイトを追ってごく浅瀬に寄ってきている
  イワナをよく見ることがある。

② 年代別のサイズの分布は昔とあまり変化していないようだ。
  
  
  



【サクラマスの部】

時期(サクラ) 001

サイズ(サクラ) 001

数も釣れないし、サイズも大きくて40cm台後半、50オーバーともなれば超大型。

最近では2016年9月13日にヤマメの稚魚を放流、2017年6月末~7月にかけて4回ほど

30cm後半くらいの成魚が放流されている。

また、2017年10月5日には20cm程度に成長したヤマメ2000匹が放流された。

去年の7月に放流された成魚はすぐに婚姻期に入り、群れで遡上行動にでた

結果、爆釣となった。

① サクラマスはやはり名の通り春先に釣れている。
   グラフの中で2017年の夏に釣れているのは前述した成魚放流の結果だ。

② もし、成魚放流したものが生き残っているとしたら、今年以降一段とサイズアップした
  のが釣れてくれそう。
  また、2016年に放流した稚魚や去年放流したヤマメなどがそれに続いて成長したら
  コンスタントに春のサクラマスの引きを楽しめるかも。
  いずれにせよ、サクラマスの大物を狙うとすれば6月中旬前ということになる。




今回のデータ化で特に興味を持ったことは、2012年あたりを境に釣れ方がガラリと変わったことだ。

1) 2012年以降、ニジマスのサイズが急激に大きくなった。(そうゆうサイズを放流したからだが)

2) 逆に2012年以降、ブラウントラウトのサイズが急に小さくなったこと。

3) 2012年以降、イワナが釣れた時期が春先から夏以降にずれたこと。


これらの現象の間には何か関連性があるのだろうか?

2012年前後に何があったのか?

その答えが解れば

将来が見えるかも ・ ・ ・ 。

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レインボーとブラウンは何か関係が有るような気がしますね。それとオショロコマは今でも居るのでしょうか?2012年解禁に私も一本上げたのですが最近とんと耳にしないような、それにしても貴重なデータをありがとうございます。それでは

Re: タイトルなし

釣人さん こんばんは。
レインボーとブラウンは何か関係あるような気が私もします。
2012年からレインボーの放流数とサイズがドンと上がっています。
これは丸沼側の管理方針がそうなったからとおもいますが、ブラウンは
レインボーに比べてエサ(ライブベイト)を捕食するのが下手くそ
といわれていますので、大型のレインボーが増えるとブラウンが
捕食できるエサが少なくなり、大きな個体ができなくなった・・・
なんてことないですかね。ただ、ブラウンは定期放流時に時々デカいのも
少し放流されているようですが。
オショロコマが釣れたという記録は16年11月16日にルアーで66cmという
のがありますが、数日前に60~70cmのオショロを放流したとあります。
その前は12年10月に50cmオーバーが5~6匹あがっているようです。
イワナのように自然繁殖は難しいのでしょうね。

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Author:天然釣人
隅っこで幸せに生きていけたらいいな、と切に願う団塊の世代人

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